こんにちは、yuuです。
今回は、猫がキャットタワーに挑む姿を描いた4コマ漫画を紹介します。勢いと根性で登頂していく様子は、思わず笑ってしまうかわいらしさです。
4コマ漫画

月齢3か月までは、体長ほどの高さのロータワーを設置していましたが、成長とともにより高いところに登るようになったので新しいキャットタワーを購入しました。階段つきのそのタワーを一段一段登っていく姿を想像していた飼い主の気持ちに反して、タワーを目にするなり柱にしがみついて登り始めたたーさんです。爪をかけて登る姿は、すぐにでも落ちてしまいそうでドキドキしましたが、あっという間にてっぺんまで登り切ったのでした。登りはよいけど、下りが苦手なのは猫あるあるですね。

猫の木登りの習性
猫は高い場所を好む本能を持ち、木登りを通じて安全を確保したり、獲物を探したりしてきました。現代の家庭猫にもその習性が残っています。
- 高い場所を好む本能:周囲を見渡すために登る。
 - 身を守るため:敵から逃げる際に高所へ避難する。
 - 狩猟行動の一環:獲物を追うための行動。
 - 運動と遊び:筋力や敏捷性を鍛え、ストレス発散にもなる。
 
登り方は、前足の爪でしっかり掴み、後ろ足で蹴り上げるのが特徴です。ただし下りるのは苦手なため、木やタワーの上で困ってしまうこともあります。家庭ではキャットタワーを用意して、安全に木登り欲求を満たしてあげると安心です。
素材公開と制作の裏側
AI4コマ漫画は、ストーリー → 構成案 → ラフ(絵コンテ風) → 完成の流れで仕上げています。
シーン構成案
今回の元になったシナリオはこちらです。
コマ1|キャットタワーを見上げる
場面:キャットタワーの全景。
内容:猫がタワーを見上げてじっと観察している。
演出:飼い主が嬉しそうに新しいタワーを登ったらと勧めている。
コマ2|挑戦の開始
場面:キャットタワーの下段。
内容:猫はステップを無視して、ポールにがっしり両前足でしがみつく。
演出:横に小さく「えっ!?」という飼い主の声のみ。
コマ3|必死に登る
場面:キャットタワーの中段。
内容:猫がポールを木登りのように全力でよじ登っていく。
演出:下のほうに飼い主の手(支える仕草)や「あぶないよ〜!」という吹き出し。
コマ4|登頂成功!
場面:タワーの最上段。
内容:猫が頂上でしっぽを立て、誇らしげに胸を張る。
演出:小さく飼い主の声「楽しみ方ちがう…」が入る。
絵コンテ風ラフ

完成前のラフでは、シーン構成案のとおりにコマの動きが描けているかを確認しています。今回はほぼイメージ通りのラフでしたが、実際に1コマずつ生成すると想定外の展開が続きました。4コマ漫画のコンセプトとして主役は猫で、飼い主は基本的に登場しない想定です。そのため、シーン構成案にある飼い主の動作は手や声だけで表現する予定でした。しかしAIは「猫」がいて「人」がいない場合、自動的に「猫」から吹き出しを出してしまいます。ラフでも1コマ目と4コマ目では飼い主の思いが猫の行動になっていました。思い通りの生成は難しかったため、シーン構成案から離れてプロンプトを再構成し、最終形を仕上げています。ラフと完成版を見比べて楽しんでいただけると嬉しいです。
関連記事
🌸AI4コマ漫画制作の基本ステップ
| ステップ | 内容 | 
|---|---|
| 1. アイデア出し | 日常の小さな「あるある」や「ギャップ」をテーマにストーリーを作る | 
| 2. シーン構成案を作成 | ChatGPTにストーリーを伝えて、4コマのシーン構成案を作る | 
| 3. 絵コンテ風ラフを生成 | シーン構成案を元に、ChatGPT(DALL·E)で各コマの場面をシンプルな線画で生成する | 
| 4. 各コマの詳細プロンプトを作成 | 絵コンテ風ラフを確認し、ChatGPTで各コマの日本語と英語のプロンプトを出力する | 
| 5. コマごとに漫画を生成 | ChatGPT(DALL·E)で、1コマずつシーンを出力(セリフや効果はなしの絵のみ) | 
| 6. 仕上げ | 仕上げはCanvaでコマをつなげて、セリフや効果を入れて完成 | 
使用ツールはChatGPTとCanvaだけなので、無料の範囲でも作成することができます。
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「高いところから見渡すのは気持ちいいにゃっ

  
  
  
  


