AI4コマ漫画|『ペットカメラが見たもの』

💡生成AI研究中

こんにちは、yuuです。
今回は、ある日の出来事をテーマにした4コマ漫画『ペットカメラが見たもの』をお届けします。
リビングの奥で「ガタン!」と音がした瞬間、ペットカメラが捉えたのは――。
ちょっとしたイタズラ心と、無邪気な好奇心の正体をお楽しみください。


4コマ漫画

タイトルどおり、今回の主役はペットカメラです。
犬と暮らしていたときは必要ありませんでしたが、猫との生活ではかなりの必需品です。
部屋の奥から大きな物音がするので慌てて部屋に行くと、何かを倒したり、ひっくり返したりしているたーさんでした。ペットカメラを設置してからは家のどこにいても様子を見られるようになり、慌てて駆けつける回数も減りました。
カメラは360°回転するタイプですが、「何をしているかな?」と動かすと、その音に反応して存在を思い出してしまうたーさん。そうなったらもうケーブルに一直線。引っ張ってカメラを転がして遊んでしまいます。
少し高い位置に設置してあるので、床にぶつかって傷だらけになっているペットカメラですが、夜間や留守時にも便利な心強いアイテムです。


ペットカメラが教えてくれた猫の健康サイン

「いつも通り」が記録される安心

実際にペットカメラを活用してみて感じたのは、思いがけず“健康チェック”にも役立つということです。猫は体調不良を隠す名人。飼い主が気づいたときには、すでに症状が進んでいることも少なくありません。
そんな猫の“沈黙のサイン”を見逃さないために、ペットカメラが頼れる存在になっています。

ペットカメラで日々の様子を記録しておけば、「いつも通り」の行動パターンが見えてきます。
お気に入りの場所で昼寝する時間、食事のタイミング、トイレの頻度など、猫の生活リズムが自然と蓄積されていきます。

「なんとなく元気がない」の根拠

お気に入りの棚に登らなくなったり、食事を残しがちになったり。
こうした微細な変化は、飼い主の記憶だけでは見落としがちですが、映像記録があることで「いつもと違う」が明確になります。

行動の変化は体調のヒント

  • トイレの回数が減っている
  • 水を飲む姿が見られない
  • 夜間の活動が極端に減っている
    こうした変化はすべて、ペットカメラが捉えた“健康のヒント”です。
    特に多頭飼いの場合、個別の行動を把握するのが難しいため、カメラの存在がより重要になります。

「見守る」から「気づく」へ

ペットカメラは単なる見守りツールではなく、猫の健康を守る“気づきの装置”にもなり得ます。
日々の記録があるからこそ、異変に早く気づき、獣医師への相談もスムーズになります。
猫との暮らしに、テクノロジーが優しく寄り添ってくれているのです。


素材公開と制作の裏側

AI4コマ漫画は、ストーリー → 構成案 → ラフ(絵コンテ風) → 完成の流れで仕上げています。
シーン構成案をもとに、細かな表情や動き、位置関係をAI生成で調整していきました。

シーン構成案

コマ1|何かが起きている部屋
場面:キッチンにいる飼い主の視点。リビングの隣の奥の部屋(ドアは開いている)から「ガタン!」と大きな音が聞こえてくる。
演出ポイント:猫の姿はまだ描かない。

コマ2|見守りカメラ設置
場面:部屋の隅に小さな見守り用ペットカメラが設置されている。
構図:そのカメラが起動してレンズが光る(動作開始の演出)。背景にチラッと猫のしっぽや影が写る。
演出ポイント:カメラをメインに描写。猫はまだ全体を見せず「いる感」だけを出す。

コマ3|正体発覚
場面:カメラに猫がレンズをのぞき込んでいる姿が映る。大きな目をまん丸にして興味津々。猫の顔がドアップ。
演出ポイント:「見守りカメラ視点」感を出すと臨場感アップ。

コマ4|カメラ反転!
場面:飼い主が慌てて部屋に入る(スリッパをはいた足元のみ)と、猫がケーブルを引っ張って遊んでいる。
構図:カメラは床に転がっており、レンズは天井を向いている。
演出ポイント:猫は得意げ・楽しそうに遊んでいる表情。ケーブルに前足をひっかけて夢中。


絵コンテ風ラフ

今回は3コマ目まではさくさくと進みました。その過程で、キャラクターの表情が自然にまとまり、物語の流れが見えてきたように感じました。
4コマ目も構図は想定どおりに進んだものの、ペットカメラの再現に苦労しました。
ペットカメラは市販モデルごとに様々な形があり、生成のたびに異なる形で出力されてしまうのです。最終的には2コマ目の絵を読み込んで、ペットカメラの形とケーブルの色を指定し、思い描いていた通りに近づけました。
実際より少し大きめですが、雰囲気は伝わったと思います。


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🌸AI4コマ漫画制作の基本ステップ

ステップ内容
1. アイデア出し日常の小さな「あるある」や「ギャップ」をテーマにストーリーを作る
2. シーン構成案を作成ChatGPTにストーリーを伝えて、4コマのシーン構成案を作る
3. 絵コンテ風ラフを生成シーン構成案を元に、ChatGPT(DALL·E)で各コマの場面をシンプルな線画で生成する
4. 各コマの詳細プロンプトを作成絵コンテ風ラフを確認し、ChatGPTで各コマの日本語と英語のプロンプトを出力する
5. コマごとに漫画を生成ChatGPT(DALL·E)で、1コマずつシーンを出力(セリフや効果はなしの絵のみ)
6. 仕上げ仕上げはCanvaでコマをつなげて、セリフや効果を入れて完成

使用ツールはChatGPTCanvaだけなので、無料の範囲でも作成することができます。

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たーさん
たーさん

チビ、あの丸いの転がすと怒られるにゃっ。

はーちゃん
はーちゃん

ねーちゃん、だって動くとつい手が出ちゃうんだにゃっ!

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