AI4コマ漫画｜『水浸し、再び』

こんにちは、yuuです。
今回は、わが家で“また起きちゃった水浸し事件”を4コマにしました。
続編は勘弁してほしい飼い主の気持ちとは裏腹に、当の主役はどこ吹く風…という切ないお話です。

犬と猫の水事情｜飲み方・必要量・健康管理のポイント

犬と猫の水の必要量や飲み方の違い、好み、給水器の選び方、健康管理のポイントを具体例とともに解説します。

4コマ漫画

“水浸し事件”の黒幕といえば、以前に自動給水器を豪快にひっくり返した姉・たーさん。その伝説は一度きり…のはずが、まさかの 第二の刺客ははーちゃん でした。

猫は水が苦手なはずなのに、はーちゃんはまったく躊躇なく水容器に手を入れるタイプ。手を舐めて飲むだけならまだしも、最終的には容器そのものを引き倒し、ケージの床に水を盛大にぶちまけました。

猫の首に負担がかからないようにと脚付きの容器を用意したのに、結局はお下がりにもできず、またしても収納行きとなってしまったのでした。

※記憶に新しいたーさんの水浸し事件はこちら：AI4コマ漫画｜『水なんか怖くない』

ケージの中で、水入れに前足を入れている子猫が、驚いたようなまん丸の目でこちらを見ている様子。 — **頻繁に水容器に手を入れていた頃のはーちゃんです。**

子猫あるある ― 水を手で飲むかわいい仕草

今回のエピソードにも関係する、子猫の“水遊びあるある”を少し紹介します。
子猫と暮らしていると、日々の中で思わず笑顔になる瞬間がたくさんあります。その中でも「あるある」として多くの飼い主さんが経験するのが、水を飲むときに手を容器へ入れて、ぺろぺろと舐めるように飲む仕草です。

なぜ手を使うの？

子猫がこのような飲み方をする理由には、いくつかの背景があります。

遊び心から：水の冷たさや揺れが面白く、つい手を入れてしまいます。
確認のため：水がそこにあることを確かめる安心感につながります。
学習途中：まだ「普通に飲む」方法が安定していないため、手を使って補助しているのです。

このように、子猫ならではの好奇心と学びの過程が表れている行動だといえます。

飼い主さんの共感ポイント

この仕草はSNSや猫ブログでも「うちのコもやる！」と話題になるほど、子猫あるあるの代表格です。見ているこちらも癒され、つい写真や動画に収めたくなる瞬間ではないでしょうか。

成長すると自然に減ることもあります。
しかし、成猫になっても癖として残るコもいて、それはそのコの個性になります。

このような仕草に気づいてあげることで、子猫との日々がもっと愛おしく感じられるはずです。

ケージの中で、水入れに顔を近づけてのぞき込んでいる子猫。背中を丸め、真剣な表情で水面を確認している。 — **水容器を倒せないように重心の低い、重さのあるセラミック容器にしました。**

まとめ

子猫の仕草は一つひとつが小さな物語です。水を手で飲む姿も、その成長の証であり、飼い主にとっては心温まる日常のワンシーンです。「あるある」として楽しみながら観察すると、猫との暮らしがさらに豊かで楽しいものになります。

素材公開と制作の裏側

AI4コマ漫画は、ストリーリー→構成案 → ラフ（絵コンテ風） → 完成の流れで仕上げています。

シーン構成案

今回の元になったシナリオはこちらです。

コマ1｜興味津々のはーちゃん
場面：ケージの1階、水容器の前。
構図：正面寄りの視点で、脚付きの水容器が中央。手前で子猫（はーちゃん）が首を伸ばして水面をのぞき込んでいる。
表情：目をまん丸にして興味津々、口を少し開けて「何これ？」という好奇心いっぱいの顔。
ポイント：脚付き水容器の高さが強調され、子猫が「のぞき込む仕草」で初動の興味を見せる。

コマ2｜上品な飲み方に挑戦
場面：同じ位置。子猫が片方の前足を水に入れる瞬間。
構図：やや上からの視点で、水面に波紋が広がる様子が見える。
表情：集中した目つき、口元がわずかに引き締まり、真剣な探求モード。
ポイント：水面への手の動きと波紋で動きを表現。いたずらの始まりを印象づける。

コマ3｜当の主役は満足げ
場面：床が少し濡れてきたケージ内。子猫は水のついた手を舐めている。
構図：やや低いアングルで子猫の顔と舐める動作をアップ。背景に傾きかけた水容器が映る。
表情：満足そうな顔。うっとりと目を細め、幸せそうに手を舐める。
ポイント：水を怖がらず楽しんでいる様子。容器が傾いていることが次の展開の予兆になる。

コマ4｜後片付けは人のお仕事
場面：ケージの床が水浸し。ブランケットがびしょ濡れ。奥で飼い主が掃除中。
構図：少し引いた構図。手前に子猫が座って満足げに手を舐め、奥にタオルで拭く飼い主の手や足だけが見える。
表情：子猫は得意げな満足顔。飼い主の動きから「ため息」が伝わる。
ポイント：静と動の対比でオチを強調。子猫の無邪気さと飼い主の苦労のコントラストがユーモラスに映る。

絵コンテ風ラフ

今回いちばん苦戦したのは、水容器の安定した出力でした。
1コマ目では「脚付きの水容器」とだけ指示していたため、毎回まったく違うタイプの容器が生成されてしまい、統一感を出すのに苦労しました。
ストーリーのつながりがあるので、2コマ目以降は「一本足の水容器」と指定しましたが、それでもサイズのバランスが揃わず調整が難しかったです。

脚付きの水容器に前足を入れ、興味深そうに水面を触っている子猫を描いた白黒線画のイラスト。 — **2コマ目不採用　タイトル「子猫と水の遊び」三本足の容器です。**

さらに4コマ目では、AI生成のポリシー違反が発生し、画像そのものが出力されないというトラブルもありました。
本来は「飼い主がケージの中の水浸しの床を拭いている」場面なのですが、最初のプロンプトでは何度生成しても“ケージの外”の床掃除になってしまいました。
「人がケージの中で掃除」と強めに指示したところ、今度は“人がケージに閉じ込められている”と解釈されたようで違反扱いになってしまいました。

そんな紆余曲折もあり、4コマ目の水容器は少しタイプが変わっていますが、はーちゃんの「てへっ」とした表情がとてもかわいく仕上がったので、この形で完成としました。

濡れた前足をぺろぺろ舐めて毛づくろいしている子猫と、その後ろで水がこぼれ傾いた脚付き水容器が描かれた白黒線画のイラスト。 — **3コマ目不採用　タイトル「子猫の毛繕い」**
**三本足+子猫の位置がイメージ相違。**

床にこぼれた水を飼い主が拭き掃除している横で、満足げな顔で前足を舐めている子猫を描いた白黒線画のイラスト。 — 4コマ目不採用　タイトル「お利口な子猫のひととき」
台座のない容器とケージの中に完全に入ってしまった飼い主。

※タイトルとは、生成AIが画像生成時に自動でつける画像の名前のことです。

🌸AI4コマ漫画制作の基本ステップ

ステップ	内容
1. アイデア出し	日常の小さな「あるある」や「ギャップ」をテーマにストーリーを作る
2. シーン構成案を作成	ChatGPTにストーリーを伝えて、4コマのシーン構成案を作る
3. 絵コンテ風ラフを生成	シーン構成案を元に、ChatGPT（DALL·E）で各コマの場面をシンプルな線画で生成する
4. 各コマの詳細プロンプトを作成	絵コンテ風ラフを確認し、ChatGPTで各コマの日本語と英語のプロンプトを出力する
5. コマごとに漫画を生成	ChatGPT（DALL·E）で、1コマずつシーンを出力（セリフや効果はなしの絵のみ）
6. 仕上げ	仕上げはCanvaでコマをつなげて、セリフや効果を入れて完成