こんにちは、yuuです。
今回のAI4コマ漫画は、タイトルの数字がそのまま物語の鍵になっています。
『330分の風景』は、ペットカメラ越しに切り取られた“何も起きていないようで、実は起きていた時間”をテーマにした4コマです。
ペットカメラに映り続けていたのは静かな猫部屋の風景ですが、その裏では、少しずつ状況が変わっていました。その変化を、カメラ視点の4コマとして描いています。
4コマ漫画

ペットカメラに映るのは、いつもと変わらない猫部屋の昼下がり。
落ち着いたたーさん、静かなケージ、そして何気ない時間表示。
ところが視点を切り替えた瞬間、違和感が生まれます。
「いるはずの存在」が映っていない――
その小さな異変が、じわじわと不安と好奇心を呼び起こします。
そしてズームの先で明らかになる“真相”。
330分=5時間半の大脱走。
最後のコマで、はーちゃんのとびきりの笑顔が、冒険時間の興奮と満足感をやさしく物語ります。
子猫の外交デビュー
タワーの上から始まった小さな“ご挨拶”
ある日、ケージから脱走したはーちゃんが、部屋のキャットタワーをひょいひょいと登り、たーさんのケージの屋根へと移動していきました。
そこから身を乗り出すようにしてたーさんへちょっかいを出す姿は、まるで初めての外交訪問に挑む小さな大使のよう。
2匹ともどこか楽しげで、緊張よりも好奇心が勝っているように見えました。

猫にとっての“安全圏”とは
はーちゃんがまず高い場所を選んだのには、猫ならではの理由があります。
- 視界が広く、相手の動きを把握しやすい
- いざという時に逃げ道を確保しやすい
- 相手との距離を自分で調整しやすい
猫にとって高所は、安心して状況を観察できる“安全圏”です。
はーちゃんが外交デビューの舞台としてタワーやケージの屋根を選んだのは、本能的に「ここなら大丈夫」と感じたからなのでしょう。
絶妙な距離が生む、やさしいちょっかい
ケージの屋根は、近すぎず遠すぎない、絶妙な距離を保てる場所です。
はーちゃんにとっては、真正面から近づく勇気はまだないけれど、少し高いところからなら「遊ぼうよ」と声をかけられる――そんな安心のポジション。
- 直接向き合うのはまだ不安
- でも興味はある
- だから“上から”そっとアプローチ
この微妙な距離感こそ、猫同士が衝突を避けながら関係を築いていくための、大切なステップなのだと感じます。
たーさんの穏やかな受け止め方
たーさんも、はーちゃんのちょっかいを嫌がる様子はなく、むしろどこか余裕のある表情で応じていました。高い場所というクッションがあることで、2匹の間に無理のない関わり方が生まれていたのかもしれません。
多頭飼いでは、こうした“立体的な距離の取り方”が、関係づくりをやわらかく進めてくれることがあります。

遊びの時間は、あがったり、さがったりドタバタ大騒ぎです。
遊びながら育つ、猫たちの関係
はーちゃんのちょっかいは、単なる遊びではなく、たーさんとの関係を育てるための大切な第一歩です。高い場所は、その小さな勇気をそっと支える舞台装置のようなもの。
今日もわが家では、ケージの屋根の上で、静かでやさしい外交が少しずつ進んでいます。
素材公開と制作の裏側
AI4コマ漫画は、ストリーリー→構成案 → ラフ(絵コンテ風) → 完成の流れで仕上げています。
シーン構成案
今回の元になったシナリオはこちらです。
コマ1|監視カメラの視界
場面:平日の昼、静かな猫部屋。ペットカメラの映像越しに、右側の二階建てケージの上段で伏せる先住猫の姿。左側には同じ高さのキャットタワーがあり、その最上段のベッドに、何かの耳のようなものがちらりと見える。
構図:画面中央を境に、右にケージ、左にキャットタワーを配置。ペットカメラ視点の映像枠(REC表示など)を入れる。
表情:先住猫は穏やかな顔つきで、薄目を開けつつも落ち着いた様子。
ポイント:右のケージ上段の猫の穏やかさと、左の「耳だけ見える何か」の対比がミステリアスな導入。
コマ2|一瞬の切り替え
場面:ペットカメラを左にパンして、子猫のケージを映すシーン。
構図:映像右端にカメラの回転モーション線を入れ、画面中央には子猫用ケージ。一階の扉が半開きになっている様子を明確に見せる。
表情:(子猫はまだ映らず)無人のケージに「ん?」という緊張感を感じさせる。
ポイント:扉の開き具合と静けさが不穏な雰囲気を生む。飼い主視点の驚きが伝わる構図。
コマ3|ズームの先
場面:カメラを右に戻して、キャットタワー最上段のベッドにズーム。
構図:フレーム中央にベッド、カメラのズーム動作を線で表現。ベッドの縁から、子猫が「ひょこっ」と顔を出す瞬間。
表情:子猫は目をぱっちり開け、ペットカメラをじっと見つめる。好奇心に満ちた顔。
ポイント:脱走の犯人が判明する決定的瞬間。かわいさと驚きの同居。
コマ4|330分後
場面:子猫がキャットタワー最上段からトントンッと降り、カメラのほうへ歩いてくる。
構図:正面にペットカメラ視点。手前に近づいてくる子猫の姿。背景に先住猫のケージがぼんやり映る。
表情:子猫は満足げで誇らしそう、どこか「楽しかったよ」と言いたげな笑顔。
ポイント:5時間半の自由を満喫した子猫の余裕と、飼い主の驚きを対比。ラストは“バレちゃった”感でユーモラスに締める。
絵コンテ風ラフ

ラフ段階では、なぜか6コマ漫画として生成されてしまいましたが、ストーリーの流れ自体はイメージしていた通りでした。
今回はすべてをペットカメラ視点で描くこと、さらに、はーちゃんとたーさんの2匹が同時に登場する回だったこともあり、全体的に生成のハードルは高めでした。

特に苦戦したのが1コマ目です。
たーさんのケージが二階建てであること、そして「ケージの中にいるたーさん」を自然に表現する必要がありました。
加えて、キャットタワー最上段からはーちゃんの耳がちらりと見える、という背景指定が重なり、構図の難易度が一気に上がりました。

ケージは二階建てですが、たーさんの顔の模様がありません。
3コマ目でも、キャットタワー最上段の表現に手間取り、何度も生成を繰り返しています。
1コマ目の影響を引きずり、はーちゃんが「ひょこっ」と顔を出す描写と、「耳だけが見える状態」が同時に描かれてしまうこともあり、意図した見せ方に調整するのが難しいポイントでした。

全体を通して特に難しかったのは、REC表示と時間表示です。
画像と同時に文字要素を生成したため、フォントが微妙に揃わない場面もありましたが、それも含めて試行錯誤の過程でした。

最終的には、はーちゃんの“大脱走”が楽しく伝わる4コマに仕上がったと思います。
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🌸AI4コマ漫画制作の基本ステップ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1. アイデア出し | 日常の小さな「あるある」や「ギャップ」をテーマにストーリーを作る |
| 2. シーン構成案を作成 | ChatGPTにストーリーを伝えて、4コマのシーン構成案を作る |
| 3. 絵コンテ風ラフを生成 | シーン構成案を元に、ChatGPT(DALL·E)で各コマの場面をシンプルな線画で生成する |
| 4. 各コマの詳細プロンプトを作成 | 絵コンテ風ラフを確認し、ChatGPTで各コマの日本語と英語のプロンプトを出力する |
| 5. コマごとに漫画を生成 | ChatGPT(DALL·E)で、1コマずつシーンを出力(セリフや効果はなしの絵のみ) |
| 6. 仕上げ | 仕上げはCanvaでコマをつなげて、セリフや効果を入れて完成 |
使用ツールはChatGPTとCanvaだけなので、無料の範囲でも作成することができます。
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チビ、カメラに全部映ってたにゃっ。

ねーちゃんのそばが一番安心だったにゃっ。




