ことわざ「思い立ったが吉日」の意味・由来・使い方

📝コトノハ綴り

ちこんにちは、yuuです。
「何かを始めたい」と感じた瞬間こそ、実は一番良いタイミングかもしれません。
そんな前向きな気持ちをそっと後押ししてくれるのが、今回ご紹介することわざ「思い立ったが吉日」です。
勉強や仕事、日常の習慣づくりなど、さまざまな場面で背中を押してくれる便利な表現です。


思い立ったが吉日の意味

「思い立ったが吉日」とは、
何かをしようと思い立ったその日こそ、最良のスタート日である
という意味のことわざです。

  • 「やろう」と思った気持ちを大切にする
  • 行動に移すなら“今日”が一番良い
  • 良い機会は逃さずつかむべき

こうした前向きなニュアンスが込められています。
先延ばしにしがちな場面でも、一歩を踏み出すきっかけになりますね。

夕日の差す遊歩道をランニングする女性が、前を見て力強く走っている様子。
夕暮れの道を軽快に走る女性。思い立った瞬間の一歩が、前向きな行動につながる。

現代的なニュアンスと使われ方

現代では、次のような感覚で使われることが多いです。

  • 何かを始める後押しをしたいとき
  • モチベーションを高めたいとき
  • アイデアが浮かんだ瞬間に動きたいとき

人に対して「今がチャンスだよ」と励ましたい場面にも自然に使えることばです。
ここでひとつ、「吉日」という言葉について少し触れておきたいと思います。


吉日と六曜

吉日といえば、真っ先に「六曜(ろくよう)」を思い浮かべる人も多いと思います。
六曜とは、日本の暦に記される6つの運勢区分のことで、日々の吉凶を示すために使われてきました。

結婚式や葬儀、引越し、開業日など、人生の大事な予定を決める際には、昔から六曜を参考にする習慣がありました。


暮らしの中の「よき日」

六曜には、それぞれ以下のような特徴があります。

  • 先勝(せんしょう):午前が吉、午後は凶。「早めが吉」とされ急ぐことに向きます。
  • 友引(ともびき):午前・夕方が吉、正午は凶。「友を引く」とされ祝いごと向き、葬儀は避けられる傾向。
  • 先負(せんぷ/さきまけ):午前は凶、午後は吉。急用や争いごとは控える日。
  • 仏滅(ぶつめつ):「仏も滅する」とされ最凶日。ただし“ゼロからのスタート”には良いとされることも。
  • 大安(たいあん):六曜で最も縁起がよい日。終日吉とされ結婚式などに人気。
  • 赤口(しゃっこう):午前11時前後のみ吉。それ以外は凶で、火事や争いごとに注意。

昔は、六曜をもとに引越しの日を決めたり、どうしても都合がつかないときは「一つだけ縁起のよい日に荷物を運ぶ」といった工夫もありました。

しかし現代では、ライフスタイルの多様化やデジタル化により、六曜にこだわらず「都合の良い日」を優先する人が増えています。
暦に従うかどうかより、自分のペースや合理性を重視する時代になっているのかもしれませんね。


思い立ったが吉日の由来

このことわざは、古くは中国の思想や暦の考え方とつながりがあるといわれています。
ただし、占いで使われる「吉日(縁起の良い日)」を直接指しているわけではありません。

ここでの“吉日”は比喩的な言い方で、
「思い立ったその日こそ、自分にとって縁起の良い日」
という前向きな考え方を示しています。

六曜のように日を選ぶのではなく、
「自分が動こうと思えた日そのものに価値がある」
という考え方が、このことわざの魅力です。


例文:ビジネス・日常での使い方

ビジネスでも日常でも、思い立った瞬間の行動を後押ししてくれる便利な言葉です。

ビジネスシーンの例文

  • 新しい資格を取ろうと思い立ったが吉日で、今日から勉強を始めました。
  • 改善アイデアが浮かんだので、思い立ったが吉日とすぐ資料を作りました。

日常シーンの例文

  • ダイエットを始めようと思い立ったが吉日で、今日からウォーキングを始めました。
  • 気になっていた本も、思い立ったが吉日と買ってみることにしました。

似た意味のことわざ

「思い立ったが吉日」と似た方向性のことわざには、次のようなものがあります。

  • 善は急げ
  • 今日できることを明日に延ばすな

どれも“行動の早さ”を重視していますが、
「善は急げ」は“良いと思うことほどすぐ実行すべき”というニュアンスがあります。
微妙な違いを知っておくと、状況に合わせて使い分けができます。


反対の意味をもつことわざ

前向きな行動を促す一方、急ぎすぎると失敗につながる場面もあります。

  • 急いては事を仕損じる

焦りすぎると物事がうまく運ばないことへの戒めです。
状況に合わせてバランスをとる意識も大切ですね。


よくある誤解:占いの吉日とは別物?

「吉日」という言葉から、「六曜の吉日(大安など)と関係があるの?」
と思われがちですが、意味は異なります。

ここでの吉日は、暦とは関係がなく
“その日が自分にとってのチャンスの日”という比喩表現
だと理解しておくと正確です。


まとめ

「思い立ったが吉日」は、
何かを始めたいと思った瞬間こそベストな行動タイミングである、という前向きなことわざです。

  • 始めたい気持ちを大切にする
  • 今日という日をチャンスとしてとらえる
  • 生活でも仕事でも自然に使える言葉

行動力を高めたいとき、そっと背中を押してくれる言葉です。

何かを始めるとき、あるいはやめるとき、 それを決めるのに必要なのは、占いでも暦でもなく、自分の気持ちや心意気
そう思えたら、不思議と一歩踏み出す勇気がわいてくる気がします。

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