こんにちは、yuuです。
ペットを迎えるときに最初に用意しておきたい必須アイテムのひとつが「トイレ」です。
犬と猫では排泄の習慣や必要なアイテムが異なり、選び方や設置の工夫が欠かせません。この記事では、犬と猫のトイレ事情を比較しながら、準備のポイントや注意点をまとめます。
犬と猫のトイレの基本的な違い
🐶 犬の場合
犬は散歩中に排泄を済ませることも多いですが、室内でトイレを覚えさせると留守番や悪天候のときに安心です。一般的には「トイレトレー+ペットシーツ」を使用し、体格に合ったサイズを選ぶのが基本です。→ 楽天市場で見る(犬トイレ ペットシーツ トイレトレーニング)
🐱 猫の場合
猫は本能的に砂を掘って排泄します。そのため「猫用トイレ+猫砂」が必須です。トイレの形はオープン型やドーム型があり、さらにシステムトイレという選択肢もあります。→ 楽天市場で見る(猫トイレ 猫砂 システムトイレ 自動トイレ)
猫のトイレの種類と特徴
猫用トイレは大きく3タイプに分けられます。
🟢 オープン型トイレ
通気性がよく掃除しやすい。初心者にも扱いやすいが、砂の飛び散りや臭い対策には弱い。
🔵 ドーム型トイレ
カバーがあるため臭いが漏れにくく、砂の飛び散りも防げる。ただし、狭さを嫌う猫や圧迫感を感じる猫もいる。
🟠 システムトイレ(上下二層式)
上段に専用の猫砂、下段に吸収シートを敷き、尿は砂を通って下のシートに吸収される仕組みです。
- メリット:尿が下に抜けるため砂が固まらず、臭いが抑えられる。掃除頻度が少なくて済む。
- デメリット:専用砂やシートが必要でランニングコストがかかる。猫によっては砂の質感を嫌がることもある。
どのタイプも一長一短なので、猫の好みや飼育環境に合わせることが大切です。

共通して大切なこと
- 🧹 清潔に保つことが最重要
- 📏 体格や習性に合ったサイズを選ぶ
- 🏡 静かで安心できる場所に設置する
- 🐾 子犬や子猫のうちからしっかり習慣づける
どちらのペットも「ここがトイレだよ」とわかりやすく教えてあげることが大切です。
犬のトイレ準備としつけのポイント
犬のトイレは「失敗と成功」を繰り返しながら覚えていきます。成功したときには大げさに褒め、失敗しても叱らず静かに片付けることがコツです。
外での排泄がメインのコでも、室内トイレを用意しておくと雨の日や病気のときに役立ちます。
🐶 犬あるある:食糞の問題
特に子犬期には「食糞」をしてしまうことがあります。
- 好奇心
- 遊び感覚
- 栄養不足やストレス
などが原因とされます。排泄後はすぐに片付け、失敗体験を減らすことが最大の対策です。叱るよりも環境を整えてあげることが重要です。
我が家のパピヨン長女・えーちゃんも、子犬の頃によく食糞をしていました。対策用のサプリメントを試したりもしましたが、食糞の回数が減るような明確な効果は見られませんでした。習慣は成長とともに解消されましたが、次女・けーたんはまったくしなかったので、性格も影響するのかもしれないですね。

※パピヨンの子犬には「ハゲ期」があり、生後4〜7か月頃に産毛が抜けて一時的に毛が薄くなります。これはオトナの毛に生え変わる自然な成長過程で心配はいりません。
多頭飼いのトイレ事情
犬でも猫でも、多頭飼いになるとトイレの管理が難しくなります。
- 誰がどのトイレを使ったのかわからない
- 排泄物を通じた健康チェックがしにくい(下痢・血尿などの発見が遅れる)
- トイレの取り合いや場所の好みの違いが出る
- 犬の場合は、ほかの犬の排泄物を口にしてしまう「食糞」が起こりやすい
基本は「頭数+1個」を目安にトイレを用意すること。体調に不安があるときは、一時的に専用トイレを分けて観察すると安心です。

犬猫共通の注意点
- 定期的な掃除を怠ると「トイレ拒否」の原因に
- 消臭グッズや専用ゴミ箱で臭い対策を
- 急にトイレの場所を変えない(混乱して失敗につながる)
- 排泄の状態は健康のバロメーター(尿の色や便の硬さ)
💡 注意点:排泄物は水洗トイレに流さないこと
犬や猫の糞は人間のものと違って水に溶けにくく、配管詰まりの原因になります。処理の際はビニール袋に入れて家庭ごみとして廃棄しましょう。
詳しくは 👉 犬と猫の「落とし物」にびっくり!初心者が知っておきたい発見と違い をご覧ください。
たーさんのお迎え準備
犬のトイレしか知らなかったわたしは、当然のように「トイレ=シーツ」と思い込み、まずシステムトイレを購入してしまいました。
ところが、ブリーダーさんのところで初対面した際、普通の砂トイレを使っていることがわかり、さらに引き渡しの際には使い慣れた砂を分けていただけることも知りました。
猫砂のことをまったく理解していなかったのですが、システムトイレ用の猫砂は通常のトイレで使う砂とは種類が違うということをここで理解しました。
そこで急遽エコ素材の使い捨てタイプを購入し、お迎えの日を迎えたのです。→ 楽天市場で見る(猫 使い捨てトイレ 簡易トイレ エコ)

結果的に使い捨てタイプの購入は大正解でした。たーさんの砂の飛び散らかし度合いは想像をはるかに超え、オープン型ならハイタイプや蓋のある上からタイプなどがよいと判断できたのです。
最初に購入したシステムトイレは、たーさんにとっては遊び場となり、飛び込んでは砂をまき散らして楽しむようになったのでした。

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まとめ
犬は「シーツ+しつけ」、猫は「猫砂やシステムトイレ」が基本ですが、共通して大切なのは「清潔さ」と「安心できる環境」です。特に多頭飼いでは排泄物の管理が難しくなりがちですが、健康チェックにも直結する大切な習慣です。トイレの準備は、単なる生活必需品ではなく、犬猫の健康と快適さを守るための基盤といえるでしょう。

飛び込んで砂まき散らし、楽しすぎるにゃっ!

