こんにちは、yuuです。
犬や猫と暮らしていると、「あっ!」と思う瞬間がありませんか。玄関を開けたすきに飛び出しそうになったり、キッチンに入ってきてヒヤッとしたり…。ペットは好奇心旺盛で、ちょっとしたすき間からでも脱走や侵入をしてしまいます。そんなときに頼りになるのが「脱走防止ゲート」。今回は、種類や選び方、マンション住まいでも工夫できる設置方法をご紹介します。
犬猫が脱走・侵入しやすいシーン
- 玄関ドアを開けた瞬間
- ベランダや窓を開けて換気するとき
- 来客があって人の出入りが多いとき
- 階段やキッチンなど危険の多い場所に近づくとき
犬猫用ゲートの種類と特徴

1. 突っ張り式ペットゲート
取り付けが簡単で、賃貸でも使いやすい。
2. 据え置き型ゲート
置くだけで仕切れる移動式タイプ。
3. ドア付き・スイングゲート
人が通るのに便利で、日常使いに向く。
4. ハイタイプ・メッシュタイプ
猫のジャンプ対策に有効。視線も通るので圧迫感が少ない。
5. DIY・カスタム事例
サイズや場所に合わせてオリジナルで作るケースもあります。
体験談:わが家でのゲート使用例
犬の場合
わが家では高さ50cmほどの据え置き型ゲートを長らく使っています。
パピヨンは運動能力が高く、その気になれば50cmの高さを飛び越えることができます。
とはいえ、犬の場合は、たとえ低くても仕切られていれば無理して飛び越えようとはしないように思います。
シニア期になってから、ゲートに手をついたときにすべってしまい、コの字型の角の隙間に腕が挟まって抜けなくなり、ギャンッ鳴きしてしまったことがありました。それ以降、ゲートにブランケットをかけて隙間に手が挟まらないよう対策をしました。→ 楽天市場で見る(犬猫 フェンス ゲート 脱走防止 )

猫の場合
たーさんを迎えて、リビングとの仕切りに引き続き使っていた50cmほどの据え置き型ゲートでしたが、月齢5か月になると1.5cmほどの柵の上に絶妙なバランスで立ちました。 その翌日にはリビングデビューを果たすことになりました。

猫は体高の5倍ものジャンプ力があり、助走がなくてもほぼ垂直に飛べるため、50cmのゲートでは十分な効果が得られないのが現実です。
一方で、柵に幅がなく手をかけられないと飛び越えるのをためらうようなので、ジョイント式のパネルを配置しました。パネルの高さが70cmあると無理に飛び越えることは少ないようで、完全防止はできませんが一定の効果はあります。
ドアを閉める以外の方法を探した結果、現在リビングとの仕切りは、天井突っ張りタイプのハイゲートを設置しています。→ 楽天市場で見る(犬猫 フェンス ゲート 脱走防止 )

犬猫に合わせた選び方
- 小型犬・子猫 → すき間から抜けない幅を重視
- 中型〜大型犬 → 丈夫さと固定力を重視
- 猫 → 高さと登りにくい構造が大事
- 多頭飼い → 性格や体格に応じて複数設置するのも有効
第5章 設置のコツと工夫
1. 倒れないように安定させる
ペットが押しても動かないよう、固定力を確認。
2. すき間チェックは必須
首や足が挟まる心配がないかを確認。
3. 家族の通りやすさも考える
人の動線を邪魔しない配置にする。
4. 賃貸でも安心の方法
突っ張り式や自立式を選べば、壁に傷をつけずに設置可能。

コラム:マンションのオープンキッチン対策
最近のマンションはキッチンにドアがないオープンなタイプが多いように思います。
そのような間取りだと、犬猫がスルッと入り込んでしまうことがあります。火や刃物がある場所なので、できればしっかりガードしたいですよね。

- 突っ張り式ゲートを通路に設置
ドア代わりになり、日常の出入りもスムーズ。猫対策なら高さのあるタイプがおすすめ。 - パーテーションや折りたたみ式パネル
必要なときだけ広げられるので便利。アクリルやメッシュ製で圧迫感も少なめ。 - フェンス+カーテンの組み合わせ
ゲートと厚手のカーテンを併用すれば、物理的にも視覚的にも「ここから先は行けない」と伝わりやすい。 - 家具を活用してバリケード化
ワゴンや棚で動線を狭める工夫。ただし、猫の場合は登れる家具だと逆効果に。 - しつけと居場所づくり
「キッチンは入れない場所」と教えると同時に、リビング側にペットの居場所を用意すると安心。
わが家はオープンキッチンで、ダイニングテーブルからキッチンカウンターに飛び移れる距離です。そのためハイタイプのゲートを設置しても侵入を完全に防ぐことはできません。
現在は、侵入される前提で危険なものはすべて仕舞い、調理台やコンロに上がってしまったらすぐに抱きかかえて部屋に戻すという対応をしています。
たーさんの場合、洗い物をする際の水を流す音やディスポーザーの作動音が苦手なので、音がしているときは遠巻きにして近寄ってはきません。そのうちに「キッチンには面白いものはない」と学習してくれるのではと考えています。

ゲートを使う際の注意点
- 長時間閉じ込めないようにする
- 無理に飛び越えないか見守る
- 緩みや破損がないか定期的に確認


まとめ
ゲートは犬猫の安全を守る大切なアイテムです。玄関や階段だけでなく、オープンキッチンのような間取りでも工夫すれば十分に対策可能。飼い主もペットも安心して暮らせる環境づくりの一歩として、生活に合ったゲートを取り入れてみてください。

勝手にキッチン入っちゃダメって言われてるにゃっ

