こんにちは、yuuです。
愛犬・愛猫の手術後は、回復のために「術後ケア」が欠かせません。
エリザベスカラーは犬猫ともによく使われますが、不便さを感じる場面もあります。一方、エリザベスウェアは動きやすく快適に過ごせる点が魅力です。今回はそれぞれの良い点を踏まえ、実際の体験も交えて紹介します。
術後ケアの基本
犬や猫の術後ケアで大切なのは、傷口を清潔に保ち、舐めたり掻いたりしないようにすることです。
また、できるだけストレスを減らし、落ち着いた環境で回復をサポートすることも重要です。
エリザベスカラーの特徴
まずは定番のエリザベスカラー。
メリット:装着が簡単で、比較的安価。動物病院でそのまま渡されることも多いです。
デメリット:食事や水がとりづらい、家具にぶつかる、眠りにくい、視界が制限されるなど、不便さも目立ちます。
エリザベスウェアの特徴
今回はじめて試したのが「エリザベスウェア」。術後服のようなものです。
メリット:動きやすく、ご飯や水もスムーズにとれる。寝るときも自然な姿勢がとりやすい。見た目も違和感が少ない。
デメリット:サイズが合わないと効果が薄れる。慣れるまでは嫌がる子もいる。汚れたら着替えが必要。
傷口の観察と清潔管理
術後は毎日のチェックが欠かせません。
- 赤みや腫れが強い
- 膿や出血が続く
- 強い痛みで触られるのを嫌がる
こうした異常が見られた場合は、自己判断せずに早めに獣医さんへ相談することが大切です。
安静と運動制限
術後はどうしても安静が必要です。
数日は特に注意して、ケージやサークルで静かに過ごせるようにすることが大切です。
子犬や子猫は元気が余って動きたがりますが、過度に動き回らないよう環境を整える必要があります。
わが家の術後ケア事情

パピヨン姉妹の長女・えーちゃんは、1歳4か月の頃にパテラ【膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)】の手術を受けました。
パテラとは、小型犬に多くみられ、膝蓋骨が本来あるべき太ももの骨(大腿骨)の溝から外れてしまう状態です。無症状なこともあるそうですが、えーちゃんの場合は、ドッグランで走っていると急にびっこになるなど、明らかな症状がありました。
手術を受け、5日ほど入院して自宅療養となり、数か月後には万全の状態に快復。元気に走れるようになりました。
手術後は、エリザベスカラーで生活しましたが、犬の場合はケージが横に広いのでさほど不自由はなかった様子です。獣医さんから術後は、二本足で立ち上がらないように工夫するよう指示を受け、ケージの屋根を段ボールで二重にしていました。



たーさんは、生後6か月で避妊手術を受けました。
エリザベスカラーを準備していましたが、獣医さんの勧めでエリザベスウェアを購入し、1週間ほど着用しました。

猫の場合は、鼻が低く、体がしなやかなため、ジャストフィットくらいではカラーから簡単に脱出してしまうのです。
手術の直前にサイズをきっちり測って購入したエリザベスウェアは、シンデレラフィットで抜糸までの1週間脱げることなく患部を保護してくれました。
服自体がはじめてだったたーさんは、バランスのとり方がわからず、最初はころころと横回転していました。しかしすぐに慣れ、トイレも不自由なく過ごせていたようです。(男のコの場合は、トイレでウェアが汚れてしまうことがある)→ 楽天市場で見る(エリザベスウェア 術後着 術後服 避妊手術 )
ペット保険・費用面
手術には費用が必要になります。手術代だけでなく、再診や薬代も想定しておく必要があります。
避妊手術は予防診療なので保険適用外ですが、パテラ手術では、ペット保険が適用されて自己負担が半分に抑えられ、安心して治療に専念できました。
「もしもの時」に備えて、保険や積立を考えておくのも術後ケアの一部といえます。
どちらを選ぶべき?
傷口の場所やペットの性格によってカラーが必要な場合もあります。
ただ、快適性を重視するならエリザベスウェアがおすすめです。両方を用意して、状況を見ながら使い分けるのがよいと思いました。

まとめ
術後ケアは回復に直結する大切なポイントです。エリザベスカラーは定番ながら不便さもあり、一方でエリザベスウェアは快適で飼い主にとっても安心できました。傷口のチェックや安静、費用の準備も含めて、総合的に考えることが大切です。

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