こんにちは、yuuです。
今回から新しく「AI4コマ漫画」シリーズを始めます。
第1回は、猫の好奇心をテーマにした『キッチンのその先』です。
4コマ漫画

猫が「調理台の上にはきっとごちそうが!」と想像し、勢いよく飛び乗った先に待っていた現実。実際に猫と暮らしてみると、落とされると困るものや危険なものはすべて片付けるようになり、調理台の上は常にすっきり。たーさんは「いつもあそこから美味しいものが出てくる!」と期待してしまいますが、現実はそうではなくて、しょんぼりです。
素材公開と制作の裏側
AI4コマ漫画は、ストリーリー→構成案 → ラフ(絵コンテ風) → 完成の流れで仕上げています。
シーン構成案
今回の元になったシナリオはこちらです。
コマ1|調理台を見上げる猫
場面:キッチンの調理台を見上げる猫
中央に座って調理台をじっと見上げる猫
調理台の上は見えないように表現(読者に「何があるのだろう?」と期待を持たせる)
猫の目は丸く好奇心いっぱい
コマ2|足元をウロウロ
場面:シンクで洗い物する人の足元をウロウロ。
人の足元(腰から下のみ描写)と、その周りをそわそわ動き回る猫。
猫はチラチラと調理台を見ながら歩き回っている様子
尻尾がピンと立ち、期待を示す
コマ3|猫の脳内イメージ
場面:猫の脳内イメージ。
コマ全体を猫の空想シーンにして、調理台の上に大好きなおやつやごはんが山盛り描かれる
猫はうっとりした表情、目をキラキラさせている
背景は夢っぽくふわっとした雰囲気
コマ4|現実の調理台
場面:現実の調理台の上。
猫がジャンプして調理台に着地
上は何もなくピカピカに片付いている
猫はガーン…と肩を落とし、しょんぼりした後ろ姿(またはうなだれ顔)
絵コンテ風ラフ
構成をもとに、シンプルな線画で動きと表情を確認しました。

キャラクターがコマ毎に引き継がれるように、キャラクター設定図を参照して一貫性を保つ工夫をしています。
模様や尻尾の色が揃わないこともあるため、1コマずつ再生成や部分修正を行います。今回のモデルは、たーさんですが、色合いがはっきりしているので微調整は難しくなかったです。
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🌸AI4コマ漫画制作の基本ステップ
ステップ | 内容 |
---|---|
1. アイデア出し | 日常の小さな「あるある」や「ギャップ」をテーマにストーリーを作る |
2. シーン構成案を作成 | ChatGPTにストーリーを伝えて、4コマのシーン構成案を作る |
3. 絵コンテ風ラフを生成 | シーン構成案を元に、ChatGPT(DALL·E)で各コマの場面をシンプルな線画で生成する |
4. 各コマの詳細プロンプトを作成 | 絵コンテ風ラフを確認し、ChatGPTで各コマの日本語と英語のプロンプトを出力する |
5. コマごとに漫画を生成 | ChatGPT(DALL·E)で、1コマずつシーンを出力(セリフや効果はなしの絵のみ) |
6. 仕上げ | 仕上げはCanvaでコマをつなげて、セリフや効果を入れて完成 |
使用ツールはChatGPTとCanvaだけなので、無料の範囲でも作成することができます。
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なんでピカピカで何もないんだ!期待したのに怒っちゃうにゃっ

