AI4コマ漫画｜『天日干し』

こんにちは、yuuです。
今回のAI4コマ漫画は『天日干し』。
元気いっぱいな子猫が、大好きなボール遊びの途中でちょっとした“ハプニング”に遭遇するお話です。最後のオチには、思わずクスッとしてしまうような“猫あるある”を込めました。

犬猫の多頭飼いを始める際の引き合わせ方を、犬同士・猫同士・犬×猫のケース別に解説。体験談も交え、段階的に進めるコツを紹介します。

4コマ漫画

今回は、わが家のちょっとした風物詩をご紹介します。
お気に入りのボールで遊んでいたはーちゃんですが、手で弾いたボールが転がった先は…お水の中。ちょっと悲しそうな顔を見せる姿がなんともいとおしく、最後の「天日干し」場面でほっこりする展開です。
ケージの中で遊ぶボールは、フェルトタイプのものを与えています。
水に落ちても大丈夫なプラスチック製のボールという選択肢もあるのですが、猫たちがエンドレスで遊ぶとリンリン、シャンシャンと絶え間なく響く音は、静かな夜には少し大きく感じます。明け方などは少し困ってしまうので、天日干しシステムを導入することにしました。

素材公開と制作の裏側

AI4コマ漫画は、ストーリー → 構成案 → ラフ（絵コンテ風） → 完成の流れで仕上げています。

シーン構成案

今回の元になったシナリオはこちらです。

コマ1｜ボール遊びが大好き！
場面：ケージの中で楽しそうに遊ぶ子猫。
描写：布製のボールを両手で転がしたり追いかけたりしている様子。
ポイント：元気いっぱいで無邪気さを強調。

コマ2｜ボールが水皿へポチャン！
場面：子猫が布製のボールを強く弾いてしまう。
描写：ボールがコロコロ転がり、水飲み容器の上へ向かう。
ポイント：動きのある描写で「やっちゃった感」を出す。

コマ3｜取りたいけど…
場面：布製のボールが水飲み容器に落ちて濡れている。
描写：子猫が前足を伸ばすが、取りだすことはできず、諦めた様子。
ポイント：子猫の「取れない…」というしょんぼり感を見せる。

コマ4｜天日干し中のボール
場面：飼い主がボールを救出して、窓際のざるに濡れたおもちゃを並べて天日干し。
描写：布ボールや小物が並んでいる。背景にリビングの窓とレースのカーテン。
特徴：画面の端に成猫の白い前足だけが見切れていて「風物詩を見守る存在」として登場。
ポイント：家庭的で温かいオチ。

絵コンテ風ラフ

AIで生成する絵については、登場キャラクターを専用プロンプトで指示しています。
コマ毎のつながりを保つために同じプロンプトで生成させるのですが、猫の模様のブレは課題となっていました。白黒の絵なので模様の濃淡や線の太さでも印象が大きく変わります。
そこで今回から専用プロンプトでの指示とあわせて、白黒でキャラクターの全身を描いた「基本絵」を読み込ませる方法を採用しました。この方法により模様の生成は以前と比べて格段に安定し、再生成の回数もかなり減りました。
構図やキャラクターの表情などは、同じプロンプトを使用しても意図していない絵になることがあります。結果それが面白かったりして、そういうところがAIで制作する漫画の醍醐味でもあるのです。しかしキャラクターの一貫性は別問題なので、ちょっとした工夫で安定した生成が可能になったのはうれしい成果です。

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🌸AI4コマ漫画制作の基本ステップ

ステップ	内容
1. アイデア出し	日常の小さな「あるある」や「ギャップ」をテーマにストーリーを作る
2. シーン構成案を作成	ChatGPTにストーリーを伝えて、4コマのシーン構成案を作る
3. 絵コンテ風ラフを生成	シーン構成案を元に、ChatGPT（DALL·E）で各コマの場面をシンプルな線画で生成する
4. 各コマの詳細プロンプトを作成	絵コンテ風ラフを確認し、ChatGPTで各コマの日本語と英語のプロンプトを出力する
5. コマごとに漫画を生成	ChatGPT（DALL·E）で、1コマずつシーンを出力（セリフや効果はなしの絵のみ）
6. 仕上げ	仕上げはCanvaでコマをつなげて、セリフや効果を入れて完成