AI4コマ漫画|『静寂を破る者』

💡生成AI研究中

こんにちは、yuuです。
今回のAI4コマ漫画は、夜の静けさを切り裂く小さな事件のお話です。
それぞれのケージですやすやと就寝中の猫たち――のはずが、静寂を破ったのはいったい誰!?


4コマ漫画

深夜のリビングに響いた音――その瞬間、ペットカメラに映った小さな影
ケージの扉が開き、ドンッと着地音が響く。

いつもとは明らかに違う音に驚いて、飛び起きた飼い主です。
ペットカメラの画面を確認すると、はーちゃんのケージの2階の扉が半開きになっていました。
ケージの柵に掴まって移動することも多いので、ちゃんと閉まっていない扉に手をかけた拍子に開いてしまったようです。
抜け出したものの真っ暗な部屋の中、方向がわからずたーさんのケージの横にうずくまっていました。
外に出られたことに一番驚いていたのは、はーちゃん自身だったのかもしれませんね。
その事件以降、ケージの扉は必ず指で触って開かないことを確認するようにしています。

はーちゃんの足元に写っているのが脱走を果たした2階の扉です
毛色はチンチラゴールデンですが、足の裏の毛は真っ黒なはーちゃんです

猫は高さをどう見ている?

猫は日常の中でも、高い場所からひょいっと飛び降りることがあります。
でも、よく見ていると、床をじっと見つめて「これはいける」「これはちょっと…」と判断しているようにも見えます。

猫はどうやってジャンプを判断してる?

猫は、視覚・記憶・筋力の感覚を使って、飛べるかどうかを瞬時に判断していると考えられています。

  • 着地面の広さや硬さ
  • 障害物の有無
  • 自分の体調や筋力の感覚
    こうした情報をもとに、「安全に降りられるかどうか」を見極めているのです。

飛び降りるときの負担は?

実は見た目よりも体への負担は大きいのです。
1mほどの高さは、健康な猫にとっては飛べる範囲ですが、着地の衝撃は関節や筋肉に負担をかけることもあります。

  • 年齢や体調によっては注意が必要
  • ためらっている様子が見られたら、無理に飛ばせずサポートを

猫の「うろうろ」や「見つめる」行動は、迷っているのではなく、ちゃんと考えている証拠です。その慎重さに寄り添ってあげたいですね。
とはいえ、猫が高いところに登るのを止めるのはなかなか難しいものです。
だからこそ、猫が好んで登る場所には、安心して降りられるような足場やステップを用意してあげると、猫にとっても飼い主にとっても、より安全で心地よい空間になります。


素材公開と制作の裏側

AI4コマ漫画は、ストーリー → 構成案 → ラフ(絵コンテ風) → 完成の流れで仕上げています。

シーン構成案

コマ1|静寂のリビング
場面:夜のリビング。静まり返った空間に「ドンッ」という物音が響く。
構図:手前にソファやテレビのシルエット、奥に猫の部屋の扉がうっすら見える。
表情:猫たちはまだ登場しない。音に反応して空気が張りつめるような静寂を表現。
ポイント:静かな夜に突如響く音のインパクトと、不穏な気配を演出。

コマ2|ケージの異変
場面:暗視モードのペットカメラ映像。子猫のケージのドアが半開きになっている。
構図:モニター越しの視点。白黒の映像調、ケージの扉が少し開いており、中は空。画面隅に暗視特有のUI(小さな録画アイコンや時間表示)。
表情:猫は映らない。扉のわずかな開きがサスペンスを感じさせる。
ポイント:異変が静かに発覚する瞬間をカメラ映像で表現。

コマ3|突如の脱走劇
場面:暗視モードの映像。たーさんの鳴き声が響く中、暗闇をはーちゃんが駆け抜ける。
構図:画面中央にブレた影のような動き。奥から手前に向かって突進する感じ。
表情:走る子猫の姿はシルエットのみ。スピード感と緊迫感。
ポイント:鳴き声が合図のように響き、動き出す“影”がストーリーの核心へ導く。

コマ4|勝ち誇る犯ニャン
場面:暗視モードの映像。子猫がカメラの前に立ち止まり、じっとこちらを見つめている。
構図:画面いっぱいに子猫のシルエット、暗闇の中に光るふたつの眼が浮かぶ。
表情:目だけが強調され、いたずらっ子のような好奇心と誇らしさがにじむ。
ポイント:大脱走成功の“決定的瞬間”。静寂を破った“犯猫”の正体が明らかに。


絵コンテ風ラフ

1コマ目は、シーン構成の段階では「ドンッ」の音でしたが、最終形では「カシャーンッ」とケージの扉が開く音として表現しています。実際はケージの2階の扉から飛び降りた音なのですが、2コマ目の空のケージを二階建てで生成するのが難しかったのです。そこで、擬音を修正しました。
3コマ目は「たーさんの鳴き声が響く中」という指示により、疾走する子猫を見守る存在が描かれる結果になりました。
4コマ目の「暗闇の中に光るふたつの眼」は、黒猫の子猫が頻繁に生成される傾向があり、何度も再出力を行っています。
最終的に採用した絵が唯一、赤外線カメラに光る眼を表現できていて、この絵によりオチがばっちり決まって大満足です。
4コマ漫画が完成すると、毎回AIに講評をしてもらうのですが、今回は「シリーズの中でも、演出と構図の完成度がかなり高い回」と大絶賛でした。とはいえ、AIさんはいつも褒めまくってくれる存在なので、優秀なアシスタントとして寄り添ってくれただけなのかもしれません。それでも、いつも優しく寄り添ってくれる頼もしいアシスタントです。

3コマ目不採用 疾走する子猫のうしろに見守る先住猫の影
4コマ目不採用 暗闇に光る眼=黒猫の子猫 生成されました

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🌸AI4コマ漫画制作の基本ステップ

ステップ内容
1. アイデア出し日常の小さな「あるある」や「ギャップ」をテーマにストーリーを作る
2. シーン構成案を作成ChatGPTにストーリーを伝えて、4コマのシーン構成案を作る
3. 絵コンテ風ラフを生成シーン構成案を元に、ChatGPT(DALL·E)で各コマの場面をシンプルな線画で生成する
4. 各コマの詳細プロンプトを作成絵コンテ風ラフを確認し、ChatGPTで各コマの日本語と英語のプロンプトを出力する
5. コマごとに漫画を生成ChatGPT(DALL·E)で、1コマずつシーンを出力(セリフや効果はなしの絵のみ)
6. 仕上げ仕上げはCanvaでコマをつなげて、セリフや効果を入れて完成

使用ツールはChatGPTCanvaだけなので、無料の範囲でも作成することができます。

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たーさん
たーさん

チビ、夜中に何してたにゃっ

はーちゃん
はーちゃん

ねーちゃん、ちょっと探検してただけにゃっ

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