AI4コマ漫画|『猫にコバン!』(ことわざ × はーちゃん)

💡生成AI研究中

こんにちは、yuuです。
今回は、AI4コマ漫画の新しいコラボシリーズをお届けします。
「AI活用 × いぬねこ飼育記 × 言葉シリーズ」を組み合わせた新しい試みです。
主役はおなじみ、ちょっとおっとりした子猫・はーちゃん。価値ある“コバン”をもらってもピンとこない、ことわざの世界観を可愛く演じてくれました


4コマ漫画

特別な贈り物をもらったはーちゃん。
食いしん坊のはーちゃんですから、まずは「食べもの?」と匂いを確認します。
次に手で触って「おもちゃ?」と考えを巡らせます。
でも結局よくわからないままコバンの横で寝てしまう……という、
はーちゃんらしいほのぼの展開になりました。

キャットタワーで一休みしているミヌエットの子猫。チンチラゴールデンの毛色、オリーブ色の瞳。
キャットタワーて遊び疲れて一休み中のはーちゃん。
じっとしている姿は珍しい月齢5か月の頃。

📖ことわざ「猫に小判」とは

猫に小判を与えても、その価値を理解できず無関心であることから、価値あるものでも理解できない者には役に立たないという意味を表しています。江戸時代の「いろはかるた」にも登場する、古くから親しまれてきた表現です。

意味と使い方

このことわざは、次のような場面で使われます。

  • 高価な美術品を興味のない人に見せても感動が伝わらないとき
  • 最新の高機能スマートフォンを持っていても、通話しか使わない人に対して
  • 高級な料理を出しても、本人がその味を理解できない場合

つまり「宝の持ち腐れ」というニュアンスに近く、日常生活でも「せっかくの価値が活かされていない」と感じる場面で用いられます。

類似のことわざ

「猫に小判」と同じような意味を持つ表現は他にもあります。

  • 豚に真珠:価値あるものでも理解できない者には無駄であること
  • 馬の耳に念仏:ありがたい言葉も、理解しない者には効果がないこと
  • 犬に論語:立派な教えも、理解できない者には意味がないこと

いずれも「価値を理解できない者には無駄」という教訓を伝えています。日本語のことわざには、このように動物を使った比喩が多く、ユーモラスで覚えやすいのが特徴です。

現代的なユーモア例

例えば、次のような日常の場面でも「猫に小判」と言えるでしょう。

  • 高級キャットタワーを買ったのに、猫は段ボール箱ばかり気に入っている
  • 最新のゲーム機をプレゼントしても、本人は昔のボードゲームしか遊ばない
  • 高級ワインを贈っても、相手はジュースの方が好き

こうした「あるある」な場面を思い浮かべると、ことわざの意味がぐっと身近に感じられます。

まとめ

「猫に小判」は、価値あるものを理解できない者には無駄である、という教訓を伝えることわざです。日常生活の中でも、ふとした瞬間に「まさに猫に小判だな」と感じることがあります。大切なのは、価値を理解できる人にこそ、その価値が輝くということです。

素材公開と制作の裏側

AI4コマ漫画は、ストリーリー→構成案 → ラフ(絵コンテ風) → 完成の流れで仕上げています。

シーン構成案

今回の元になったシナリオはこちらです。

コマ1|突然の贈り物
場面:明るい室内。猫の前に、金色に輝く「小判」が置かれている。
構図:中央に小判、左側に猫(座り姿)。飼い主の手だけが画面端から小判を差し出す。
表情:目をまん丸にして小判を見つめる猫。少し驚きと好奇心が混ざった顔。
ポイント:「特別な贈り物」としての雰囲気を出し、金色の小判が光って見えるような演出。

コマ2|とりあえず観察
場面:同じ場所。猫が小判を前にして、興味津々で調べている。
構図:ややアップ。猫が鼻を近づけて「くんくん」嗅いでいる様子。
表情:真剣で集中した顔。少し目を細め、鼻先を近づけている。
ポイント:好奇心旺盛な仕草を強調。前足が小判のすぐ手前に添えられている。

コマ3|やっぱりよくわからない
場面:同じ位置。猫が小判を前足でちょんと触ったり、転がしている。
構図:猫が右前足で小判を軽くつつく動作。小判が少し転がって動線が描かれる。
表情:あきれ気味、または「食べ物じゃないのか」と少しつまらなそうな顔。
ポイント:表情で“興味が薄れた”感じを出す。小判を軽く遊び道具扱いしているのがユーモラス。

コマ4|放置してお昼寝へ
場面:静かな空気。小判の上に猫が丸まって昼寝中。
構図:猫が小判を枕のようにして寝ている姿を中央に。左奥に「開いた巻物」が描く(言葉説明用で白紙)。
表情:幸せそうに目を閉じてスヤスヤ。
ポイント:「言葉」シリーズ共通の最終構図。ことわざの意味と猫の自由な性格がユーモラスに対比される。

絵コンテ風ラフ

4コマ漫画と言葉シリーズとのコラボを思いついたとき、最初に苦戦したのはストーリー作りでした。これまでの作品は、実際のエピソードを下地にしていたため、ストーリー作成からコマ割りまでスムーズに進められていたのです。
しかし、言葉シリーズとのコラボでは事情が違います。まずテーマとなることわざを選び、そこから起承転結のあるストーリーを一から組み立てる必要がありました。
AIにもアイデア出しを手伝ってもらいましたが、言葉をそのまま表現するだけではオチとして弱かったり、4コマに収まらなかったりして、意外と調整が必要でした。

本作「猫に小判」は、わかりやすい場面展開にできたので、画像生成は比較的スムーズでした。
まず、1コマ目では、小判が2枚生成されるAIによくある間違いが発生しました。文字で指示をすると一つの場面なのに、「特別な贈り物をする」で小判1枚、「猫が小判をもらう」で小判1枚が描かれてしまったのです。

差し出されたコインを前に、驚いた表情でじっと見つめる子猫の白黒線画イラスト
1コマ目不採用 タイトル「コインを見つめる子猫」。
小判が2枚描かれてしまいました。

4コマ目のオチでは、言葉シリーズならではの言葉の説明を巻紙に書くことを思いつきました。
巻紙を採用したのは、「言葉の説明」を自然に画面へ組み込む方法として最も相性がよかったためです。
最初は画像生成で巻紙も構図に入れた生成指示をしましたが、後から文字を挿入できるようなバランスにはなりませんでした。それならと巻紙だけを「背景だけを透過して」の指示で生成してみたのですが、これもうまくいきませんでした。その結果、巻紙はCanvaのイラストを使用する方法に落ち着き、左上に一定の空間を残した生成画像と組み合わせる形としました。

試行錯誤の末に、こうして言葉シリーズとのコラボ初作品が完成しました。
今後シリーズ展開できる手応えを感じることができた一作です。

巻物の横で丸くなり、懇意を前足に置いたまま眠る子猫の白黒線画イラスト
4コマ目不採用 タイトル「丸いしっぽの子猫と巻物」
白紙の巻物は生成できたが説明が書けるバランスにならず
中央に広がる巻物のシルエットと、右下でコインを抱えて眠る子猫を組み合わせた構図イメージの線画
4コマ目不採用 タイトル「巻物のドローイング」
背景透過の巻物だけを生成したのに子猫つき。

※タイトルとは、生成AIが画像生成時に自動でつける画像の名前のことです。

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🌸AI4コマ漫画制作の基本ステップ

ステップ内容
1. アイデア出し日常の小さな「あるある」や「ギャップ」をテーマにストーリーを作る
2. シーン構成案を作成ChatGPTにストーリーを伝えて、4コマのシーン構成案を作る
3. 絵コンテ風ラフを生成シーン構成案を元に、ChatGPT(DALL·E)で各コマの場面をシンプルな線画で生成する
4. 各コマの詳細プロンプトを作成絵コンテ風ラフを確認し、ChatGPTで各コマの日本語と英語のプロンプトを出力する
5. コマごとに漫画を生成ChatGPT(DALL·E)で、1コマずつシーンを出力(セリフや効果はなしの絵のみ)
6. 仕上げ仕上げはCanvaでコマをつなげて、セリフや効果を入れて完成

使用ツールはChatGPTCanvaだけなので、無料の範囲でも作成することができます。

●無料で試せる!おすすめ生成AIツール

⚙️ ChatGPT(OpenAI)汎用テキスト生成・質問回答に幅広く対応 ⚙️ Claude(Anthropic) 長文要約や文章理解が得意 ⚙️ Gemini(Google) Google連携のAIアシスタント 🖼️ DALL·E イラストや写真風画像を生成 🖌️ Midjourney 高品質アート系画像生成 🖌️ Stable Diffusion 無料利用可・カスタマイズ自由

たーさん
たーさん

チビ、また変なのもらって困ってるにゃっ

はーちゃん
はーちゃん

ねーちゃん、これ食べられないみたい。つまらんにゃっ。

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